口の衰えが健康リスクを高める!?オーラルフレイルの予防はお早めに

いきなりですが、フレイルという言葉を聞いたことがありますか?

実は、長生きするにはオーラルフレイルを予防するのが大事だそうです。

オーラルフレイルって何だ?と思ったあなた、ちょっとこのまま続けて読んでみてください。

 

オーラルフレイルによって死亡や介護のリスクが高まり、身体機能が低下する

icon1 「ねえねえ、フレイルって言葉知ってる?」

icon1 「何それ。聞いたことない。」

icon1 「フレイルを予防することが長寿の秘訣らしいよ。」

icon1 「へえー。それで、フレイルって何なの?」

フレイル・・・。聞き慣れない言葉かもしれませんね。フレイルというのは、英語の「Frailty」からきており、医学の分野では「虚弱」や「老衰」といった意味で日本語訳されているそうです。

健康な状態であっても、高齢になるにつれて、身体的機能や認知機能が低下していくものですが、介護が必要なほどではない。いわゆるこの状態が「フレイル」だそうです。健康な状態要支援・要介護が必要な状態中間と考えるのがいいかもしれませんね。

ここでコワイのが、フレイルの状態になると、ちょっとしたことがきっかけで要支援・要介護の状態に変わりやすくなるということ。ただの風邪でもこじらせて大きな病気に繋がることもありますし、転んで骨折して入院したことで寝たきりになることもあるようです。

このフレイルと関連したことになりますが、こんな記事を見つけたので紹介させていただきます。

(前略)

調査は東京大学高齢社会総合研究機構によって行われた。介護を必要としない状態の65歳以上、約2000人にまず、この6項目のうち、いくつあてはまるかを調べた。

1:残っている歯が20本未満
2:かむ力が弱い
3:舌の力が弱い
4:舌を巧みに動かせない
5:硬い食品が食べづらい
6:むせやすい

このうち3つ以上あてはまる人は口の働きが衰えている、衰えを感じている、ということになるのだが、約4年間追跡調査をしたところ、死亡率を比べてみると、口の衰えを感じていないグループを1とすると、衰えを感じているグループは、2.09倍、死亡リスクが高いことがわかった。

また、介護が必要になった割合では、口の衰えを感じているグループは衰えを感じていないグループに比べて、2.35倍リスクが高いという結果だった。差が明らかに出ているが、なぜこのような結果が出たのだろうか?調査をした東京大学の飯島教授に聞いた。

飯島教授「(口が)衰えてきますと、例えば硬い物を避けるようになってくると、そうするとそしゃくの筋肉が鍛えられずに、もっともっとかめなくなっていくと、食事の偏りが出てきますと、全身の筋肉も少なくなってくるだけではなく、色んな全体の身体機能の低下につながる」

(後略)

引用:日テレNEWS24「死亡リスク高める「口の衰え」防ぐには?」より

この記事によると、口の衰えを感じていないグループを1とすると、衰えを感じているグループは、2.09倍死亡リスク高まり介護が必要なリスク2.35倍高まることも分かったそうです。また、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島教授の話によると、口の衰えにより全身の筋肉も少なくなり、身体全体機能低下にも繋がってくるそうです。

まとめると、口の衰えオーラルフレイルによって死亡介護リスク高まり身体機能低下する恐れがあるということですね。

これを逆に考えると、オーラルフレイル予防してあげれば、健康状態維持できて、健康寿命延ばせるという風に考えれるのではないでしょうか。

 

オーラルフレイルを予防するための3つの方法

「オーラルフレイルを予防するにはどうしたら良いの?」と思ったあなた。ここからはオーラルフレイルを予防するための3つの方法を紹介していきます。その3つの方法とは次の通りです。

  1. よく噛んでよく食べる
  2. 一人で食事をする回数を減らす
  3. 定期的に専門家に口腔状態をチェックしてもらう
それぞれ順に説明していきますね。

 

1. よく噛んでよく食べる

オーラルフレイルを防ぐために、食べ物を口にするときはよく噛んでから飲み込むようにしましょう。

よく噛むことで顔全体筋肉鍛えることができ、表情筋のエクササイズにもなります。それだけでなく、唾液分泌量増やすことができ、口腔内の清潔が保たれ、むし歯歯周病予防につながるそうです。さらに、お通じ改善食べ過ぎ防止の効果もあるとか。

このように、よく噛むという行為には色々と良いことがあるようですね。

とは言っても、よく噛むことを常に意識するのは難しいのではないでしょうか。「一口につき30回噛んでから飲み込む」と決めても良いですが、もっと楽にしたいなら・・・。

料理の中に硬い食材弾力のある食材を入れてみるのはどうでしょう。そうすると、意識しなくても自然と噛む回数を増やすことができますよ。

例えば、アーモンドやピーナッツ、ゴボウといった食材。イカやタコ、こんにゃくといった食材などを入れみるといいかもしれませんね。お試しください。

 

2. 一人で食事をする回数を減らす

最近は高齢者に限らず、食事を一人で食べる孤食が増えていると言われています。孤食の問題は、栄養のバランスが取りづらいというところにあります。

料理好きな方も、自分一人しか食べないとなると、簡単に済ませてしまうことがあるのではないでしょうか。

栄養バランスがよくない食事を続けていると、低栄養になって、身体影響が出る恐れがあります。さらには、食べる楽しみを感じにくくなって、食欲湧かなくなるということも考えられます。

それを防ぐために、一人で食事をする回数を減らし、友人家族などと一緒に食事するようにしてみてください。いつもより食事が美味しく感じれて、心身ともに充実するようになるかもしれませんよ。

 

3. 定期的に専門家に口腔状態をチェックしてもらう

やはり専門的なことは専門家に話を聞くのが一番だと思います。口の中なんて、自分で鏡を使って見てもよく見えないですからね。

なので、定期的に歯医者さんに行って、歯科検診受けてみるといいでしょう。たとえトラブルがあっても早期発見できて、あなたの大切な歯守ることができます。

オーラルフレイルを予防するために、健康のために、定期的に口腔ケアを受けてみてください。

 

以上がオーラルフレイルを予防するための3つの方法です。ぜひ試してみてください。

 

本日のまとめ

この記事ではオーラルフレイルに注目して、ご紹介してまいりました。

口の衰え、いわゆるオーラルフレイル死亡介護リスク高め身体機能まで低下させるそうです。逆に考えると、オーラルフレイル防ぐことで健康な状態保つことができるということにもなるのでは。

よく噛んでみんなで楽しく食事をすることで健康を手に入れてみてください。ただし、気になることがあれば、専門家にみてもらうことが大切です。

 
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