この記事をお読みのあなた、「小指湿布」ってご存知ですか?
実は、小指湿布には身体のあらゆる不調を改善する効果があるんです。
- ●肩や首が凝るあなた
- ●身体がだるくて、疲れが取れないあなた
- ●イライラしたり、寝つきが悪いあなた
湿布の処方量は年間総計およそ54億5千万
「あれ、湿布なんか貼ってどうしたの?」「肩が凝っちゃって…。」
「そうなんだね。」
「わざわざ病院にもらいに行くのも大変だよ。」
突然ですが、あなたは湿布を使ったことがありますか?
肩や腰といった身体が痛い時など、今まで一度は使用された経験があることでしょう。
湿布は一家に1つはあるくらい身近なものではないかと思いますが、実際のところかなり使用されているんです。
Yahoo!ニュースにこんな記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
シップ処方量・年間総計1300億円 医療保険でカバーすべきか
(前略)
シップ処方量 年間総計54億5千万!?
前置きが長くなりました。厚労省のページから「薬剤」のデータをダウンロードし、シップがどのくらい処方されているのかを集計してみました。
その結果は…驚くべきことに
処方量は年間総計およそ54億5千万。
薬剤費は、計算が難しいのですが、だいたい1300億円と推計されます。
(後略)
この記事によると、湿布の処方量は年間総計およそ54億5千万とのこと。
これはレセプトにあった湿布の処方量になるので、医療機関などを受診せず、ドラッグストアなどで購入した場合を含めるともっと大きな額になるでしょう。
日本ではこんなにもたくさん湿布が使われているんです。
簡単すぐできる!小指湿布のやり方
「湿布ってたくさん使われているんだね。」「ホントびっくり!」
「そういえば、湿布の変わった使い方があるみたいだよ。」
「え~どんなの?」
この記事を読まれているあなたにとっても身近な存在の、湿布。
実は、ちょっと変わった面白い使い方があるんです。
それは・・・小指に貼るだけの、小指湿布。
これから小指湿布のやり方をご説明しましょう。
簡単すぐできる!小指湿布のやり方
◆用意するもの冷感タイプの湿布、固定用のテープ(絆創膏でも可)
◆やり方
- 用意した湿布を7mm×7mmくらいに切る
- 切った湿布を小指の第1関節と第2関節の間くらいに貼る
- 湿布の上からテープを巻く
やり方はこれだけです。
湿布は片手だけでなく両手どちらにも貼るようにしましょう。
湿布の効果の持続時間は使用する湿布によって変わりますが、水に濡れるとふやけるのでその際は適宜貼り替えてください。
とても簡単ですぐできるのでやってみてください。
小指湿布の驚くべき効果
「小指湿布って簡単にできるんだね。」「私もやってみようっと。」
「でも、どういう効果があるんだろう?」
「ん~、分からないよね。」
小指湿布のやり方は先ほど説明したとおりです。
では、一体、小指湿布にはどんな効果があるのか、気になりますよね。
神経内科専門医で安田医院の院長を務める安田譲先生は次のように話されています。
【考案医師が解説】眠れた!目覚めスッキリ!Twitterで話題沸騰「小指シップ」とは何か
(中略)
具体的に、その二つの作用について説明しましょう。
①交感神経の緊張がほぐれる
小指の深指屈筋という筋肉には、交感神経を緊張させるセンサーがあります。小指シップはこのセンサーの緊張を取って、交感神経をゆるめます。すると自律神経のバランスが整い、不眠、イライラ、めまいなどの自律神経失調症状が改善します。
また交感神経が緊張すると、顔の臓器の血管が拡張しすぎて細菌やアレルギーを起こす物質が血管に侵入しやすくなります。それが、アトピー性皮膚炎や花粉症を起こす原因になりますが、交感神経の緊張がほぐれれば、それらの症状も抑えることができます。
②首すじのこりがゆるむ
交感神経の緊張がほぐれると、首すじの筋肉もゆるみます。すると、首の筋肉の間を通っている神経の圧迫が取れて、ふるえやしびれが改善します。
また、首にはネック・ホムンクルス(首のこびと)という、目や鼻や口に対応するポイントがあります。首すじがゆるむとネック・ホムンクルスもほぐれて、目や鼻や口の症状も改善するのです。
このように、小指シップには、不眠以外にもさまざまな症状に効果があります。
その一覧をまとめました。
これらの効果はすべて、私が患者さんに試して確認したものです。
(後略)
この話によると、小指湿布をすることで交感神経の緊張をゆるめ、自律神経の乱れを改善する効果があるとのこと。また、首すじのこりをほぐし、目の赤みや鼻づまりといった目、鼻、口の症状を改善する効果も。
それだけでなく、めまいや耳鳴り、頭痛、花粉症といった様々な症状にも効果がみられたようです。
ただ小指に湿布を貼るだけなのにそんな効果があるなんて、やってみる価値ありますよ。
本日のまとめ
この記事では小指湿布に注目して、ご紹介してまいりました。小指に湿布を貼るだけで身体のあらゆる不調をよくする効果があったそうです。
いつもは湿布を肩や腰に貼っているあなた、今日は小指に貼ってみてはどうですか。
「湿布を貼っても痛みが取れない」「身体の不調が続いている」
それなら、プロの目にみてもらうことをオススメします。
例えば、整骨院では身体全体の状態をみて、根本からケアするよう提案してくれるところも。
よくならないからと諦める前に、お近くの病院や整骨院などに行ってみてください。