お酒を飲むのが好きなあなた、「チューハイだから大丈夫」そう思っていませんか?
ですが、缶チューハイって意外と危険な飲み物なんですよ。
お酒を飲む習慣の多いあなた、ちょっとこのまま続けて読んでみてください。
チューハイを月に1回以上飲む人は全体の5割弱、週に1回以上飲む人は2割弱
「やっと仕事終わった~。」「今日は忙しかったね。早く帰って一杯飲みたい…。」
「また飲みに行くの?」
「いやー、最近は家で飲むことが多いんだ。」
仕事終わりに一杯と、お酒を飲む方は多いのではないでしょうか。特に最近はスーパーやコンピニなどで売られている商品が多いので、手軽に手に取りやすくなってきたことでしょう。
お酒って本当に色々ありますよね。ビールや焼酎、ワインなど様々なお酒がある中で、お酒が弱い方でも飲みやすいのが、チューハイだったりします。若い大学生たちにとっても、宅飲みするとなったら定番の飲み物でしょう。
では、実際どうなのか。こんな調査結果が公開されていましたので、紹介させていただきます。
[23901] 缶チューハイの飲用に関するアンケート調査(第15回)
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2018年06月01日~06月05日 【回答者数】10,560名
【設問数】 7~9問(テーマによって異なります)
【属性情報】32項目(詳細はこちら)
【調査機関】マイボイスコム株式会社
1.缶チューハイ飲用頻度
〔(全員)あなたは、缶チューハイをどのくらいの頻度で飲んでいますか。〕
(後略)
引用:マイボイスコム アンケート調査結果より
この調査結果では、2003年の第2回から今年2018年の第15回まで結果が見れるようです。
第15回の結果によると、月に1回以上チューハイを飲む人は全体の5割弱で、週に1回以上飲む人は2割弱という結果になっています。
年々、チューハイを飲む割合は減っているようではありますが、それでもチューハイを飲む方はいらっしゃるようですね。
直近1年間に飲んだ缶チューハイのTOP3は・・・。性別や年代によって好みが違う
「青リンゴちゃんはチューハイを飲んだりするの?」「よく飲むよ~。サワー系のチューハイが好きなんだ。」
「へえ~そうなんだ。」
「特に疲れてる時はキツメのをグッと飲むと最高だよ。」
チューハイといっても種類がたくさん・・・。では、どんなチューハイを飲んでいる方が多いのか。実は、先ほどの調査結果には続きがあって、そこにこんな調査結果もあったんです。
(前略)
(後略)
2.直近1年間に飲んだ缶チューハイ
〔(缶チューハイを飲む方)あなたが、直近1年以内に飲んだ缶チューハイをすべてお選びください。※ノンアルコールのものは除きます(複数回答可)〕
引用:マイボイスコム アンケート調査結果より
この調査結果によると、直近1年間に飲んだ缶チューハイTOP3は「キリン氷結」「ほろよい」「ストロングゼロ(‐196℃)」となっており、割合は43.7%、35.2%、25.4%という結果になっています。特に「キリン氷結」は全体の4割以上となっており、けっこう多くの人が飲んでいるようです。
この中でも「ほろよい」は女性や若い年代の比率が高いようで、一方「ストロングゼロ(‐196℃)」は男性の比率が高くなっているようです。
チューハイって女性でも気楽に買いやすいですし、ジュース感覚で飲みやすいので人気なのはすごく分かります。ですが、ついつい飲み過ぎてしまうとけっこう危ないんですよね。それは何故か、これから探っていきたいと思います。
アルコール度数が高いチューハイだとたった1本でも、ウィスキー2杯以上のアルコール量になる
チューハイを飲み過ぎると危ないのは、気づかないうちにアルコールを取り過ぎてしまうことにあります。というのも、チューハイのアルコール度数は3%~5%くらいが多いんですが、中には8%~9%以上という度数が高いものもあるんです。先ほどの調査結果の中では、「キリン氷結」や「ストロングゼロ(‐196℃)」はアルコール度数が高いチューハイになりますね。
厚生労働省は「健康日本21」の中で、「節度ある適度な飲酒」としては、1日平均純アルコールで約20g程度であるとしています。
アルコール度数3%のチューハイ350mlを1本飲むと、アルコール量は8g程度なんですが・・・。アルコール度数が9%になると、アルコール量は25g程度。
たった1本でウィスキー2杯以上のアルコール量になるんです。これでは国が定める基準値約20gをゆうゆう超えてしまいますね。
アルコールの摂り過ぎは肝臓や腸といった消化器官に負担をかけてしまいますし、生活習慣病のリスクを高めるとされています。
ですが、
「適量の酒を飲んでいる人の方が、酒を全く飲まない人、また大量に酒を飲む人に比べて、最も死亡率が低い」
という調査結果もあります。(詳しくはWikipedia「Jカーブ効果」より。)
「お酒=必ずしも悪いもの」ではないようなので、飲み過ぎない程度であればお酒を飲むのは良さそうです。
たかがチューハイと油断せず、自分が飲むチューハイのアルコール度数はどのくらいなのか理解した上で飲むようにしましょう。週に2日程度はお酒を飲まない日を作って、肝臓などを休めてあげるのも大切です。家族や友人などと話しながら、ゆっくり飲むのも良いでしょう。
以上のことに気を付けながら、お酒のある生活を楽しんでみてくださいね。
本日のまとめ
この記事ではチューハイに注目して、ご紹介してまいりました。お酒が苦手な方でも飲みやすいチューハイではありますが、中にはアルコール度数が高いものがあり、たった一本でもアルコール量を摂り過ぎてしまうことがあります。
チューハイを飲むときはくれぐれも飲み過ぎには気を付けるようにしてくださいね。
「疲れた時にはお酒を一杯」そんな生活を続けていても・・・
- ●身体がスッキリしない
- ●疲れが取れない
例えば、身体の歪みがある人は歪みを整えるだけでも身体の血流が良くなって、疲れが取りやすくなります。
どうしようか悩んでいるなら、一度相談されてみてください。あなたの不調が改善されますように。